2012年6月アーカイブ

しばらく一般外構工事が続きました。
今日から、久しぶりのウッドデッキ工事です。

当店に飛び込みでご来店いただいた豊川のお客さまの現場です。

アマゾンジャラのウッドデッキにL型ステップ、クロスバーのフェンス。
そして、東側に目隠しフェンスを設置します。


ウッドデッキ工事1
ウッドデッキを作る所に、丁張(ちょうはり)をかけます。
これは、下に設置する束石の位置と高さを決めるためのものです。
この時に、タテの通りとヨコの通りの直角(カネ)も確認します。
 

 

 

 

 


ウッドデッキ工事2
束石の高さに水糸を張ります。
今回は目隠しフェンス用に独立基礎を使います。束石に優先しますので、先に埋めます。
高さは、束石も独立基礎も同じです。

 

 

 

 


ウッドデッキ工事3
ヌキに束石の位置を写し、それを基準に掘ります。
 

 

 

 

 


ウッドデッキ工事4
深さは、水糸から測ります。束石の埋め込み深さ+モルタルの厚みです。

 

 

 

 



ウッドデッキ工事5
掘った穴にモルタルを敷きます。

 

 

 

 



ウッドデッキ工事6
束石(と言っても、コンクリート製です)を置き、高さを揃えつつ、水平に据えます。
簡単そうに見えるますが、細かい作業で、これが決まらないと後の作業に支障が出ます。

 

 

 

 



ウッドデッキ工事7
今回、束石は全部で28丁です。
もう一人が、次の列の穴掘りを続けます。

 

 

 

 



ウッドデッキ工事8
その間に、束石を据えます。
水平の確認です。

 

 

 

 



ウッドデッキ工事9
同じように次の束石設置に取り掛かります。

 

 

 

 



ウッドデッキ工事10
一列目を据えました。土をかぶせ整地します。
 

 

 



本日は、昼から雨でしたが、束石の設置までは完了しました。

職人さんは、雨の中お疲れ様でした。

その後、今回の材料アマゾンジャラを搬入しました。
高耐久天然木ウッドデッキ材ですから、雨でも大丈夫ですが、
仮置きの保管ですから、ブルーシートを掛け、養生して今日は終わりです。

出来上がりました。

難しい納まりの現場2件です。





まず、テラス囲い(アルミテラスの三方をガラスで囲んだもの)設置工事。


建物の入隅への取り付けです。

2012-05-26 16.24.44.jpg

このお宅は右側が左側より3尺(約90センチ)庭に出ています。
左の引っ込んだところは右いっぱいにサッシがあります。
ということは、写真の縦枠が引っ込んだ壁には取付られないということです。
そこで、テラス囲いを建物に食い込ませたような納まりになりました。
上の屋根が右側に付いている既設テラスとぎりぎり干渉しませんでした。

これだけでも、かなり難度の高い工事です。

さらに、既設雨といの関係で本体間口も切り詰めてもらっています。
その上、既設倉庫がありその屋根下にテラス囲いの屋根が入るという現場です。

2012-05-26 16.25.23.jpg

倉庫で写真がうまく取れませんが、雰囲気だけでも理解してください。






もう1件。

既設テラスを撤去後、柱の無いルーフタイプテラスというモノを取付ましたが、この部分だけは雨よけが欲しいということで、既設ブロック塀を残し、前面スクリーンを付けました。

当初、ブロック塀は全撤去で、その状況のままテラスを発注したら、現場で柱が入らないことに気づき、職人さんと協議の上、写真のように塀の笠木を一部カットし、ブロック塀の天端に柱を乗せてもらいました。
打ち合わせだけして、私は他へいったんですが、完成後確認したら、実にキレイに納めてくれました。

2012-06-01 16.31.58.jpg




塀に塗装し、門扉を取り付けますと、落ち着いた構えになりました。

門扉の奥には、和の空間が待ち構えています。

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